外観

外観は、モデルのサーフェスが光を反射または屈折する方法が決まる一連のパラメータです。 これらのパラメータは、個別のチャンネルに細分化されます。

SOLIDWORKS Visualize には、プロジェクトの 3D モデルに適用する事前に定義された外観のライブラリが付属します。 新しい外観を作成することもできます。

既存の外観は次の 2 通りの方法でプロジェクトに追加できます。
  • 外観を外観ライブラリからモデルに適用します。
  • パレットの外観(Appearances) タブを使用して外観をインポートします。

外観がプロジェクトに存在していれば、モデル内の部品に外観を適用できます。 部品はモデルのサブセットです。 複雑な車のモデルは数千の部品で構成されます。たとえば、 それぞれのホイールは独立した部品であり、各ホイール部品は、金属製リム、ゴム タイヤ、固定ナット、およびブレーキ ローターのさらに細かい部品から構成されます。

SOLIDWORKS Visualize で部品を定義することはできません。 オリジナル モデルの作成に使用する 3D モデリング ソフトウェアで部品を定義します。 部品を含むモデルを SOLIDWORKS Visualize にインポートする場合は、部品が保持されます。

プロジェクトの外観は、外観ライブライの外観からは独立しています。 プロジェクトの外観は、プロジェクトの残りのアセット(モデル、HDR イメージ、バックプレート、およびカメラ)と一緒に .SVPJ ファイルに保存されています。 外観ライブラリの外観は、 SOLIDWORKS Visualize Content\Appearances フォルダにあるファイルです。 SOLIDWORKS Visualize 外観ファイルのファイル拡張子/ファイル タイプは SVAP です。

外観を外観ライブラリからプロジェクトのモデルまたは部品に適用すると、外観はプロジェクトに追加されます。 パレットの外観(Appearances)タブにあるパラメータを使用してプロジェクトの外観を編集すると、プロジェクトの外観のコピーに作用し、外観ライブラリのソース外観には作用しません。 この理由としては、オブジェクトの外観と外観ライブラリの外観は、同じ名前で同じパラメータ値であっても、互いに独立しているためです。

外観ライブラリに存在しない外観を含むプロジェクトを開くと、パレットの外観(Appearances)タブに新しい外観が表示されます。