ワイヤ プロパティ

このトピックでは、ワイヤ プロパティ(Wire properties)ダイアログ ボックスのオプションについて説明します。

ワイヤ プロパティ(Wire properties)にアクセスするには、ワイヤを右クリックし、ワイヤ プロパティ(Wire properties) をクリックします。

このデータは、ワイヤが属する等電位プロパティプロパティから派生し、ワイヤ スタイル プロパティによって生成されます。ワイヤ スタイルまたは等電位のプロパティを変更すると、変更は自動的にワイヤ プロパティに渡されます。ワイヤのマークとプロパティを変更した場合、変更内容はコマンドで指定されたワイヤにのみ反映されます。

マーク

SOLIDWORKS Electrical では、ワイヤ番号の割り当て(wire numbering)を使用してワイヤ マークが自動的に計算されます。または、ワイヤ マーク エディター(wire mark editor)を使用してワイヤ番号を手動で入力することもできます。
オプション 説明
モード(Mode) 自動(Automatic)を選択した場合、SOLIDWORKS Electrical は構成設定を使用してマークを計算します。手動(Manual)を選ぶ場合は、マーク(Mark)設定にマークを手動で入力する必要があります。
マーク(Mark) 自動マークを表示するか、手動マークを入力できます。

全般

オプション 説明
直径(Diameter) ワイヤの直径を入力します。
断面またはゲージ(Section or gauge) ワイヤの断面を入力します。
ワイヤ サイズ規格(Wire size standard) Electrical プロジェクトで使用する規格を選択できます。
色(Color) ワイヤの色を指定できます。3D ルーティングではこの色が使用されます。
ベンド半径係数(Bend radius factor) ベンド半径係数を入力します。通常は、メーカーがこの値を提供します。ベンド半径の計算に使用されます。
ベンド半径 (ベンド半径係数 X 直径)(Bend radius (bend radius factor X Diameter)) この値は、ベンド半径係数と直径を使用して自動的に計算されます。この値は変更できます。ケーブル 3D ルーティングでは、この値が使用されます。
線形質量(Linear mass) さまざまな重量の単位(kg/km や g/m など)でワイヤの線形重量(密度)を指定して、ワイヤの重量をその長さ全体に分散させることができます。これにより、3D アセンブリの重心の中心を計算できます。
信号(Signal) ワイヤが伝達する信号を入力できます。

配線

オプション 説明
パス(Path): ワイヤが配線されるダクトの名前を表示します。ダクト パスに関連付けられた条件は次のとおりです。
  • ダクトごとに 1 つの分離されたコンポーネントを作成します。
  • ダクト部品には、EW_PATH 軸(またはスケッチ)が含まれている必要があります。ワイヤがこの軸に沿っている場合、ワイヤ ダクト パスにダクトがリストされます。
  • 分離は必要ありません。これは、ワイヤが意図したパスに沿って移動することを保証するのに役立ちます。
  • ケーブル ダクト充填率の計算(Calculate cable duct filling ratio)を使用して、ワイヤ ダクト パスを計算します。これは、配線プロセス中には更新されません。
ハーネス(Harness) ... をクリックして、ワイヤをハーネスに追加します。
長さ(Length) ワイヤの長さを指定します。3D レイアウト内でワイヤの配線が行われると、この値は自動的に更新されます。

関連付けられたデータ

オプション 説明
ワイヤ スタイル(Wire style) ワイヤ スタイルが表示されます。
等電位(Equipotential) このワイヤに関連付けられている等電位番号が示されます。
配線順序(Cabling order) ワイヤ配線順序の行番号が表示されます。
原点(Origin) ワイヤの原点に接続しているコンポーネントのマークが表示されます。
ターゲット(Destination) ワイヤの終点に接続しているコンポーネントのマークが表示されます。
ケーブル コア(Cable core) ワイヤがケーブル コアに関連付けられている場合、ここにはケーブル マークとケーブル コア マークが示されます。このワイヤがブリッジを表す場合、アイコンはブリッジを表すように変化します。

ユーザーデータ(User Data)

等電位の管理に必要なすべての情報を入力できます。カスタマイズ(Customize)をクリックして、ユーザー データ管理にアクセスします。