Toolbox - 穴ダイアログ ボックス: ねじ穴

Toolbox - 穴（Hole）ダイアログ ボックスを使用して、Toolbox によって提供される穴にアクセスして設定し、図面に挿入します。

ねじ穴の Toolbox - 穴（Holes）ダイアログ ボックスを表示するには:

1. メカニカル（Mechanical）ツールバーの穴（Holes） 、またはメカニカル コンテンツ（Mechanical Content） > 穴（Holes） > 挿入（Insert）をクリックします。
2. 左パネルで、 ねじ穴（Tap）をクリックします。

穴カテゴリ

Toolbox - 穴（Holes）ダイアログ ボックスの左側では、作成する穴のカテゴリを選択できます。

穴のタイプ（Type）とサイズ（Size）、穴に構成できるプロパティ（Properties）など、ダイアログ ボックスの右側で選択できる項目は、穴カテゴリによって決まります。

オプション		説明:
	座ぐり	ブラインドすきまか貫通すきまの座ぐり穴を挿入します。
	皿穴	ブラインドすきまか貫通すきまの皿穴を挿入します。
	通し穴	平面穴を、ブラインドすきままたは貫通すきまあり、表面および裏面の皿穴付きまたはなしで挿入します。
	ねじ穴	ブラインドすきま、または貫通すきまのねじ穴を挿入します。
	スロット	ストレート スロットまたはカーブ スロットを挿入します。

右ペイン - 上

プロパティ

プロパティ（Properties）セクションには穴の名前が表示され、作成方法を選択して、穴の物理値を表示または変更できます。

使用可能なプロパティは、タイプやサイズなどでの選択内容によって変わります。

ジオメトリの破損を回避するため、プロパティ値が検証されます。無効な値は、明るい赤で強調表示されます。

オプション	説明:
名前	標準に保存されている説明に基づいて自動生成される名前が表示されます。 この値は、穴チャートと穴寸法のコマンドによって、穴の名前に使用されます。 名前は変更できます。 名前形式を変更するには、Toolbox テーブル エディタを使用して、ユーザー定義標準を編集し、新しい名前形式を指定します。次に、その標準を Toolbox - 穴（Toolbox - Holes）ダイアログ ボックスでの標準として選択します。
作成方法	図面での穴の作成に使用する方法を設定します。次の作成方法を選択できます。 表面 裏面 非表示 断面図 選択内容がプレビューに反映されます。
ねじ下穴ドリルのタイプと深さ	すきま穴の深さを制御します。 タイプ オプションは、ブラインド（Blind）または全貫通（Thru）です。 ブラインド（Blind）を選択した場合は、ドリルの深さを変更できます。 任意の値を入力できます。 ただし、穴のジオメトリを適切に作成するには、ねじ下穴ドリルの深さとねじ山の深さの数学的関係が正しくなければなりません。各深さフィールドの右側にあるボタンは、ドリルの深さフィールドとねじ山の深さフィールドをリンクして、正しい深さを計算します。このボタンが有効な場合 、ソフトウェアは自動的に計算を実行します。ボタンが無効な場合 、フィールドはリンクされず、計算は実行されません。 ドリルの深さを変更した場合は、ねじ山の深さフィールドの右にあるボタンをアクティブにすると、ソフトウェアが正しいねじ山の深さを計算します。
ねじ下穴ドリルの直径と角度	すきま穴の直径を指定します。 ねじ下穴ドリルのタイプ（Tap drill type）にブラインド（Blind）を選択した場合は、角度（angle）フィールドに値を入力できます。 角度は、0° と 180° の間にしてください。
ねじ山のタイプと深さ	ねじ山のタイプと深さを指定します。 ドロップダウン リストから次のいずれかのねじタイプを選択します。 ブラインド（Blind）（2* 直径） 深さの初期値は、タップ径の 2 倍に設定されます。 任意の値を入力できます。 ただし、上記のねじ下穴ドリルのタイプと深さ（Tap drill type & depth）で説明したように、穴のジオメトリを適切に作成するには、ねじ下穴ドリルの深さとねじ山の深さの数学的関係が正しくなければなりません。ねじ山の深さを変更した場合は、ドリルの深さフィールドの右にある ボタンをアクティブにすると、正しいドリルの深さが計算されます。 全貫通 値は編集できません。
デフォルトでは、次の 2 つのプロパティ グループは無効になっています。値を入力するには、プロパティ グループを選択します。直径は、0 または正の整数でなければなりません。角度は、0～179 の間でなければなりません。
皿穴の表面の直径と角度	これらのオプション値は、すべての作成方法に適用されます。
皿穴の裏面の直径と角度	このプロパティ グループは、ねじ下穴ドリルのタイプ（Tap drill type）が全貫通（THRU）の場合にのみ有効にできます。 これらのオプション値は、すべての作成方法に適用されます。
材料厚さ	構成部品の材料の厚さを表示します。 ねじ下穴ドリルのタイプ（Tap drill type）が全貫通（Thru）の場合、材料厚さは断面図および非表示ビューに影響します。ブラインド穴の深さは固定されています。 をクリックし、グラフィックス領域で 2 点を選択して材料厚さを視覚的に測定します。

設定

設定（Settings）をクリックし、Toolbox - 設定（Toolbox Settings）ダイアログ ボックスを開くと、穴をブロックとして挿入するかどうか、また画層設定を変更するかどうか選択できます。

ダイアログ ボックスが開き、穴（Holes）カテゴリのねじ穴（Tap）画面が表示されます。

設定値の指定が完了したら OK をクリックし、Toolbox - 設定（Toolbox - Settings）ダイアログ ボックスを閉じて Toolbox - 穴（Toolbox - Holes）ダイアログ ボックスに戻ります。

お気に入り

画面の右側にあるアイコンを使用すると、お気に入りとして保存した構成部品のコンフィギュレーションにアクセスできます。