ケーブル結合 PropertyManager

ケーブル結合は、アセンブリ内の部品または構成部品内の領域を接続する、引張り状態のケーブルをモデル化します。ケーブル結合を定義するには、そのサポート エンティティ、材料、およびケーブルの直径、安全な軸方向強度、予張力荷重などのパラメータを選択します。

ケーブル結合を定義するには:

Simulation スタディ ツリーで、接合部(Connections) を右クリックし、ケーブル(Cable) を選択します。

ケーブル結合は線形静解析スタディでサポートされ、SOLIDWORKS Simulation Professional および SOLIDWORKS Simulation Premium で使用できます。

タイプ

ケーブル(Cable) 選択したエンティティ間のケーブル結合を定義します。
単位(Unit) パラメータの単位を指定します。

端部ジョイント 1/端部ジョイント 2

複数の面、円筒面、またはエッジ(シェル)(Faces, cylindrical faces, or edges (for shells)) ケーブル結合を接続する面またはシェル エッジを指定します。

ジオメトリ エンティティを選択して、結合の端部ジョイント 1( End Joint 1)端部ジョイント 2(End Joint 2)を配置します。

ケーブルがローカル軸に沿ってまっすぐに保持されるように、各端で同心の円筒面または円形エッジ(シェルの場合)を選択します。
頂点(Vertex) ケーブル結合を接続する 2 つの頂点を指定します。
端部ジョイント 1(End Joint 1)の頂点と、端部ジョイント 2(End Joint 2)の円筒面またはシェル エッジを選択することもできます。
  オフセット距離(Offset distance) 結合の端部ジョイントを配置するオフセット距離を指定します。

オフセット距離は、選択した面または円形エッジの中心から測定され、選択したエンティティの中心軸に整列します。

オフセット方向を反転(Reverse offset direction) オフセット距離の方向を反転します。

オフセット距離を変更したとき、グラフィック領域で端部ジョイントの位置をプレビューできます。

ケーブル パラメータ

ケーブル結合のパラメータを指定します。

ケーブル直径(Cable Diameter) ケーブルの直径を指定します。
安全な軸方向強度(Safe axial strength) 引張り状態のケーブル結合が、適用された軸荷重に耐えられるかどうかを評価するための安全な軸方向強度を指定します。
予張力(Tension pre-load force) 予張力をシミュレートするためにケーブル結合に適用される初期引張り力を定義します。

材料

ケーブル結合の材料を指定します。

ライブラリ SOLIDWORKS 材料データベースから材料を選択します。

材料の選択(Select Material)をクリックし、材料(Material)ダイアログ ボックスを開きます。

SOLIDWORKS Simulation は、SOLIDWORKS 材料ライブラリからデフォルトで結合の材料として合金鋼を選択します。
カスタム(Custom) 結合のユーザー定義材料のパラメータを定義します。
  • ヤング率(Young's Modulus)
  • せん断剛性率(Shear Modulus)
  • 温度膨張率(Thermal expansion coefficient)
  • 密度(Density)

記号設定(Symbol Settings)

  色の編集(Edit Color) 結合記号の色を選択します。
記号サイズ(Symbol size) 上下の矢印をクリックして結合記号のサイズを変更します。
  プレビューを表示(Show preview) グラフィックス領域の結合記号の表示と非表示を切り替えます。