リボン ケーブル(Ribbon Cables)

フレキシブルな、または折れ曲がりのあるリボン ケーブルの配線を作成できます。

フレキシブル
折れ曲がり
リボン ケーブル ルートを作成するためには、次が必要です:
  • リボン ケーブル コネクタとクリップ。 自分のリボン ケーブル コネクタ、またはクリップを作成するか、あるいはデザインライブラリで供給されたサンプル部品を使うことができます。 クリップと仮想クリップを使用してルートのパスを定義します。 サンプル コネクタ、またはクリップにアクセスするには、タスク パネル の [デザイン ライブラリ] タブに行き、routing\electrical\ribbon cable を参照します。
  • リボン ケーブル. 自分のリボン ケーブル コネクタを作成するか、あるいはケーブル/ワイヤ ライブラリで供給されたサンプルケーブルを使うことができます。 ツール(Tools) > ルーティング(Routing) > 電気(Electrical) > Routing Library Manager をクリックし、既存のライブラリを開きます(Open an existing library)をクリックします。 ダイアログボックスで、リボン ケーブル ライブラリ を選択して、事前に定義された、または自分で追加したケーブルを表示します。
リボン ケーブルをルートするには:
  1. リボン ケーブルとコネクタ ソケットをメインアセンブリに事前に配置します。
  2. リボン ケーブル ルートを開始するために、正しいリボン ケーブル コネクタをメインアセンブリに挿入します。
  3. 電気ツールバーの 自動ルート を使用して、コネクタとクリップを選択することによりパスを指定します。

フレキシブルな折れ曲がりのあるリボン ケーブル ルートの作成についてのトピックを参照してください。

以下は、リボンケーブルの環境の制限事項です:
  • 内部の接続性はサポートされていません。 そのために、ワイヤを割り当てることはできません。始点-終点リストを使用できず、コネクタテーブルはどの接続性も表示しません。
  • 自動ルート PropertyManager を使用して、リボン ケーブルのパスを指定する必要があります。 スケッチツールバーとメニューからツールを使用することはできません。
  • スプラインの再ルート(Re-route spline)は自動ルート(Auto Route)PropertyManagerでは利用できません。 クリップとコネクタ ソケットを事前に配置することによって、ルーティングの前にルート ジオメトリを準備しなくてはなりません。
  • ルート修復 コマンドはサポートされていません。
  • 固定長標準ケーブルの使用はサポートされません。
  • 展開ルートの図面はインライン コネクタを表示しません。 (ルートの3Dモデルの図面にインライン コネクタを表示することができます。)