平行トランジションを使用したステータスの変更

平行トランジションが作成された場合、ファイルが実際にステータスを変更する前に複数のユーザーがトランジションを実行する必要があります。

1. ユーザー A が 1 回目の承認を与えます。
   1. ボルトにログインします。
   2. 編集に戻るファイルに移動し、そのファイルを選択します。
   3. 変更 > ステータス変更 > 編集の必要性 をクリックします。

      編集の必要性のあるトランジションには、トランジションを実行する必要があるユーザーの数が示されています。

      トランジションを実行 ダイアログ ボックスが表示されると、結果 列には、ファイルのステータスが変更されるまでに、このトランジションが実行された後にもう 1 人のユーザーがトランジションを実行する必要があることが示されます。

   4. ステータス変更 がチェックされていることを確認します。
   5. コメント を入力します。

      ファイルの履歴内、およびトランジションが他のユーザーによって実行されたときに追加される 履歴 列内にコメントが表示されます。

   6. 動的通知がトランジションで有効化されている場合、通知コメント を入力して通知するユーザーを選択します。
      平行トランジションでは、通知コメントはファイルのステータスが変化した後、つまり必要な数のユーザーがファイルのトランジションを行った後に送信されます。

   7. OK をクリックします。

      ファイル リストの ステータス 列には、ファイルがステータスを変更しなかったことが示されています。

2. ユーザー B が 2 回目の承認を与えます。
   1. ボルトにログインします。
   2. 編集に戻るファイルに移動し、そのファイルを選択します。
   3. 変更 > ステータス変更 > 編集の必要性 をクリックします。

      編集の必要性のあるトランジションには、1 人のユーザーがトランジションを実行し、2 人のユーザーがトランジションを実行してファイルのステータスを変更する必要があることが示されます。

      ユーザー B がトランジションを承認した場合は必要な承認の数に達するため、トランジションを実行 ダイアログ ボックスが表示されたときに 結果 列の注記がなくなります。

      ダイアログ ボックスの下の履歴フィールドには、ユーザー A によるコメントが表示されます。

   4. ステータス変更 がチェックされていることを確認します。
   5. コメント を入力します。
   6. 動的通知がトランジションで有効化されている場合、通知コメント を入力して通知するユーザーを選択します。
   7. OK をクリックします。

      ファイル リストの ステータス 列には、ファイルがステータスを変更したことが示されています。