部品を開く際、関係式やマクロなどの埋め込み VBA コードが SOLIDWORKS ソフトウェアによって検出されると、警告が表示されます。ユーザーは、埋め込みコードを実行するかどうかをこのダイアログから決定できます。
以前のバージョンの SOLIDWORKS では、算術関数や演算子の定義済みセットを含んだ関係式を、組み込みの VC++ 関数を使用して評価できました。 これらの関係式は安全なものと想定されており、承認は必要ありません。
その他のコード(埋め込み VBA コード(アクティブ コンテンツ)など)は、安全性に問題がある場合があります。 SOLIDWORKS では、ユーザーに次の選択肢が提供されます:
- 警告を表示して、コードの実行をユーザーが承認できるようにする。
- コードを含んだモデルを開くか、または再構築したときに、コードを自動的に実行する
システム オプション(System Options)ダイアログ ボックスのメッセージ/エラー/警告(Messages/Errors/Warnings)ページにあるアクティブ コンテンツに関して警告を表示(Warn about active content)設定は、デフォルトでオンになっています。 モデルを開いたり再構築する際にアクティブ コンテンツの関係式やマクロが検出されると:
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エラー内容(What's Wrong)ダイアログ ボックスが表示され、関係式やマクロを含んだフィーチャーが示されます。
アクティブ コンテンツを有効化(Enable Active Content)ボタンを使用すると、メッセージをトリガーした関係式やマクロを有効化できます。
- FeatureManager デザイン ツリーの上部にあるドキュメント名と、警告が発行されたフィーチャーの親フィーチャーに警告アイコンが表示されます。
アクティブ コンテンツを選択すると、これらのアイコンが削除されます。
アクティブ コンテンツに関して警告を表示(Warn about active content)設定をオフにした場合、すべてのアクティブ コンテンツが安全と見なされ、警告メッセージを表示することなく実行されます。