デノイザーでは、製造品質イメージのレンダリング時間を大幅に短縮できます。
デノイザーは、SOLIDWORKS Visualize 2018 Service Pack 3.0 以降で使用できます。
デノイザーは機械学習に基づく事後プロセッシング技法を使用し、高速(Fast)および高精度(Accurate)レンダリング モードで作成された未完成なイメージやノイズの多いイメージからノイズを除去します。
デノイザーの使用によりパフォーマンスを向上させるには、レンダリング パス数を減らす必要があります。 たとえば、デノイザーを使用せずに 500 パスを日常的に必要とするシーンでは、デノイザーがオンのときに 50 パスを指定すると、同じレンダリング品質が得られる場合があります。 イメージの目的に応じて、デノイザーを使用することで同じレンダリング品質をより少ないパスで実現できます。 実際のパス数の削減と、それに伴うレンダリング時間の短縮は、コンピュータのハードウェアとレンダリングされたシーンによって異なります。
デノイザーを使用するためのハードウェア要件を次に示します:
- NVIDIA® GPU(Kepler™ アーキテクチャまたはそれ以降)CUDA® 9.0 対応
- 最低 4 GB のビデオ RAM
次のイメージは、デノイザーがオフ(左)のときと、オン(右)のときの通常の結果を示しています。