IDF ファイル

CircuitWorks Lite を使用して、IDF(Intermediate Data Format)回路基板ファイル(.emn, .brd, .bdf, .idb)をインポートし、回路基板およびそれらの構成部品のソリッド モデルを作成することができます。このモデルは、基板および各構成部品を押し出しフィーチャーとして備えた単一の部品です。

SOLIDWORKS Premium をご使用の場合は、CircuitWorks のフル バージョンを使用して IDF ファイルをインポートしてください。 詳細は CircuitWorks ヘルプ を参照してください。
  • 各IDFファイルは2つの部分をそなえています。つまり基板ファイルとライブラリ ファイルがあります(たとえば、.emn.emp)。その他に考えられる組み合わせには、.brd/.lib.brd/.pro.bdf/.ldf、および.idb/.idlがあります。ソフトウェアは、基板ファイルに対応する同じ名前と拡張子をもつライブラリ ファイルを検索します。ライブラリ ファイルが検出されない場合、ソフトウェアはユーザーに検索を要求します。

  • 各押し出しフィーチャーのFeatureManagerデザイン ツリー内の名前は、構成部品の名前に基づいています。
  • 同じタイプの構成部品は同じ色で表示されます。
  • 基板の厚みが IDF ファイル内で定義されていない場合は、ユーザーは値と単位を指定するように要求されます。

IDF ファイルをインポートするには:

  1. 開く(Open) またはファイル(File) > 開く(Open)をクリックします。
  2. ダイアログ ボックスで、ファイルの種類(Files of type)を IDF (*.emn,*.brd,*.bdf,*.idb) に設定します。
  3. オプションを選択するには、オプション(Options)をクリックし、オプションを選択してから OK をクリックします。
  4. 開くファイルを選択し、開く をクリックしてファイルを SOLIDWORKS ドキュメントとしてインポートします。
    進行状況と構成部品の数がステータス バーに表示されます。

IDF インポート オプション

IDF(Intermediate Data Format)回路基板ファイルを CircuitWorks Lite でインポートする際に、インポート オプションを設定することができます。

IDF インポート オプションを設定するには:

  1. 開く(Open) またはファイル(File) > 開く(Open)をクリックします。
  2. ダイアログ ボックスで、ファイルの種類(Files of type)を IDF (*.emn,*.brd,*.bdf,*.idb) に設定して、オプション(Options)をクリックします。
    ファイル フォーマット タブで IDF が選択された状態で インポート オプション ダイアログボックスが表示されます。
  3. 以下のオプションから選択します:
    オプション 説明
    プリント基板にドリル穴追加 回路基板にドリルで穴が加工されている場合は、SOLIDWORKS 部品にドリル穴が表示されます。
    底面側の構成部品を反対方向に配置 インポート データが原因で構成部品が不正確に回転する場合は、このオプションを選択すると不正確な配置が補正され、構成部品フィーチャーが適切に配置されます。
  4. OK をクリックして、開く(Open)ダイアログ ボックスに戻ります。
  5. 開くファイルを選択し、開く をクリックしてファイルを SOLIDWORKS ドキュメントとしてインポートします。