SOLIDWORKS PDM のパフォーマンスの改善

SOLIDWORKS PDM 2021 では、ファイルベースの操作と関連ワークフローのパフォーマンスが向上しています。

  • ファイルの追加、チェックイン、ステータス変更

    システム パフォーマンスの向上により、大きな参照構造を持つファイルをすばやく開いたり、追加、チェックイン、ステータス変更できます。 ファイルの追加(Add Files)操作は 1.5 ~ 3 倍速くなります。 チェックインおよびステータス変更操作は約 25% 速くなります。

    改善のレベルは、ファイル数、ネットワーク帯域幅、CPU コアによって異なります。

    多数のコンフィギュレーションを持つ非常に大規模なアセンブリや部品の場合、チェックイン ダイアログ ボックス自体が非常に速く(分単位ではなく秒単位で)表示されます。

  • 廃棄

    ファイルやフォルダをより迅速に廃棄できます。 大量のファイルを廃棄する操作は何倍も高速になります。

  • その他の操作およびワークフロー
    次の操作では、パフォーマンスが大幅に向上しました。
    • 非常に多数のファイルを含むフォルダの場合:
      • ファイルをチェックインおよびチェックアウト
      • ドラッグまたはコピー アンド ペーストして新しいファイルを追加
      • テンプレートから新しいファイルを作成
    • SOLIDWORKS で作業するとき、単一レベルで多数の構成部品を持つアセンブリの場合:
      • ファイルを開く
      • ファイルの保存
      • ウィンドウの切り替え
    • 遅延時間が長い環境でのツリーのコピー(Copy Tree)ダイアログ ボックスでのターゲット ファイル名の編集
    • ユーザー設定で変数値のクリアが設定されているツリーのコピー(Copy Tree)