CustomBlock 参照の修正
グラフィックス領域で CustomBlock 参照を選択すると、以下のようなことが起こります。
- 定義したエレメントのグリップ ポイントがブロック ジオメトリに表示されます。
- CustomBlock の追加のプロパティが、プロパティ(Properties)パレットのユーザー定義(Custom)カテゴリに表示されます。
カスタム プロパティを使用した CustomBlock 参照の修正
CustomBlock を作成するときに、要素を使用して CustomBlock のカスタム プロパティを指定できます。また、図面で CustomBlock 参照を選択したときに、プロパティ(Properties)パレットにこれらのプロパティを表示するように選択できます。
距離乗算子と角度オフセット アクションの上書き
一部のアクティビティでは、プロパティ(Properties)パレットの上書き(Overrides)カテゴリに次のプロパティがグループ化されています。
- 距離乗算子。要素の距離値を増減する係数を指定できます。たとえば、ストレッチ アクティビティの距離乗算子 2 では、グリップ ポイントを移動するときに、CustomBlock の関連エンティティが 2 倍になります。
- 角度オフセット。要素の角度値を増減する係数を指定できます。たとえば、移動アクティビティの角度オフセット 60 では、グリップ ポイントを移動するときに、角度値より 60 度大きく移動します。
距離乗算子と角度オフセットの上書きは、次のアクティビティで使用できます。
アクティビティの距離乗算子を指定するには:
- ブロック エディタで、次のいずれかのアクティビティを指定します。
- プロパティ(Properties)パレットの上書き(Overrides)カテゴリで、距離乗算子(Distance Multiplier)の値を指定します。
- Enter キーを押します。
角度オフセットを指定するには:
- ブロック エディタで、次のいずれかのアクティビティを指定します。
- プロパティ(Properties)パレットの上書き(Overrides)カテゴリで、角度オフセット(Angle offset)の値を指定します。
- Enter キーを押します。
グリップ ポイントを使用した CustomBlock 参照の修正
グリップ ポイントをクリックまたはドラッグすると、ブロック参照のエンティティは、変更を定義するアクティビティに応じて調整されます。
次のグリップ ポイントが使用可能です。
グリップ タイプ |
アイコン |
変更 |
標準 |
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ブロック参照でエンティティを個別に、移動、ストレッチ、スケール、またはパターン化します。 |
線形 |
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ベクトルに沿ってブロック参照のエンティティを、延長、ストレッチ、スケール、またはパターン化します。 |
回転 |
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軸を中心にして、ブロック参照のエンティティを回転します。 |
Flip |
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軸を中心にして、ブロック参照のエンティティを反転(ミラー)します。 |
テーブル/表示 |
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定義済みリストに基づいてフォームまたは寸法を変更します。また、ルックアップ リストに基づいてエンティティのサブセットの表示をコントロールします。 |
ブロック参照は、ResetBlock コマンドを使用していつでもリセットできます。ブロック参照は、CustomBlock 定義で指定されたデフォルト値に戻ります。
CustomBlock 参照を変更するには:
- グラフィックス領域で、CustomBlock 参照を選択します。
- グリップをクリックまたはドラッグします。
- プロパティ(Properties)パレットのユーザー定義(Custom)で、CustomBlock 要素を編集します。
CustomBlock 参照をリセットするには:
- グラフィックス領域で右クリックして CustomBlock 参照を指定し、ブロックをリセット(Reset Block)を選択します。