射出流れファクター(Flow Injection Factor)はメッシュベースの方法で、モデルに小さな穴や穿孔があることが原因で、流動抵抗が大きい領域を定義できます。 この係数を指定すると、シェル解析処理に固有のモデリング仮定の欠点を補えます。
射出流れファクター(Flow Injection Factor)PropertyManager を開くには、次のいずれかを実行します。
- PlasticsManager でシェル メッシュ(Shell Mesh)
を右クリックし、射出流れファクター(Flow Injection Factor)
をクリックします。
- Plastics CommandManager のメッシュの作成(Create Mesh)で射出流れファクター(Flow Injection Factor)をクリックします。
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貫通選択(Select Through) |
薄板部品のいずれかの側のサーフェス メッシュ面を選択できるようにします。 ポインタを左から右にドラッグしてボックス選択を定義し、サーフェス メッシュ面を選択します。 |
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射出流れファクター |
デフォルト値の 4 は、サーフェスの 50% に穴がある領域に適しています。 射出流れファクターの許容範囲は 1 から 10 です。値が大きいほど、流れの抵抗が高いことを示します。 一般に、シミュレーション結果を実際の成形結果と比較することで、適切な射出流れファクター(Flow Injection Factor)を選択します。
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適用 |
選択したサーフェス メッシュ面に射出流れファクター(Flow Injection Factor)を適用します。 適用(Apply)をクリックすると、選択したメッシュ面の色がデフォルトの紫から、指定した射出流れファクターに関連付けられている色に変わります。
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全て選択解除(Deselect All) |
グラフィック領域でボックス選択によって高輝度表示されているサーフェス面の選択を除去します。 全て選択解除(Deselect All)は、適用(Apply)をクリックする前に使用可能です。 |
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リセット |
高輝度表示されているサーフェス メッシュ面から選択を除去します。 |