メッシュ詳細レポート

メッシュを作成した後、メッシュ詳細(Mesh Details)レポートを開いてメッシュ情報を表示します。

メッシュ詳細(Mesh Details)レポートを開くには:

  • PlasticsManager で、シェル メッシュ(Shell Mesh) またはソリッド メッシュ(Solid Mesh) を右クリックし、詳細(Details) をクリックします。

精度の高い結果を得るには、良質なメッシュが非常に重要です。 メッシュ エラーは赤色でハイライトされています。 解析に進む前に、メッシュ修復ツールを使用して、サーフェス メッシュのすべてのエラーを修正する必要があります。

コンフィギュレーション名 メッシュの作成に使用される形状コンフィギュレーションの名前。
メッシュ タイプ ソリッド(Solid)またはシェル(Shell)
メッシュ分割方法 手動(Manual)または自動(Automatic)
三角形のサイズ メッシュの作成に使用される全体三角形のサイズ。 部分的には、三角形のサイズは曲率または部分ジオメトリ エンティティの選択に基づいて微調整されるため、これよりも細かくなる場合があります。
メッシュの許容誤差 自動的な微細化の最小許容要素サイズは、三角形のサイズにメッシュの許容誤差を掛けたデフォルト値になります。
メッシュの許容誤差は、曲率ベースの緻密化を適用した場合にのみ表示されます。
サーフェス メッシュの合計節点数 サーフェス メッシュの節点(メッシュ頂点)の合計数です。
サーフェス メッシュの全要素 サーフェス メッシュの要素(メッシュ フェース)の合計数です。
ソリッド メッシュの総節点数 ソリッド メッシュの節点(メッシュ頂点)の合計数です。
ソリッド メッシュの要素の合計 ソリッド メッシュの多面体エレメントの合計数です。
閉じている(Waterproof)

はい

サーフェス メッシュには穴がなく、閉じています。

いいえ

サーフェス メッシュにフリー エッジが含まれています。

メッシュグループ数(Number of Mesh Group) モデル内の異なるメッシュ領域の数を特定します。

たとえば、ジオメトリ ボディをキャビティとして特定していて、ランナーを追加した場合、メッシュ グループの数は 2 です。 1 つの部品に 2 つのマージされていない異なるボディがある場合、その部品では 2 つのメッシュ グループを持つことができます。

要素交差(Element Intersections) 要素が重複する場所を識別します。 交差要素が存在する場合、ソフトウェアはソリッド メッシュの作成に失敗します。
閉じていない(Non-manifold) 3 つ以上の要素で境界を共有している要素を特定します。
閉じていない要素(Non-manifold elements): 3 つの三角形が共通のエッジ(赤色)を共有します。 多様要素。 2 つの三角形が共通のエッジ(赤色)を共有します。
品質が悪い要素(Bad Elements) 悪いアスペクト比を持つ歪んだ要素の、メッシュ要素の総数に対するパーセンテージを表します。

アスペクト比が 8 ~ 20 の要素は、品質が悪い要素(Bad Elements)と呼ばれます。

特に、パーセンテージの値が 15 を超える場合は、これらの要素の修正を検討してください。

品質がとても悪い要素(Very Bad Elements) 品質がとても悪い要素の、メッシュ要素の総数に対するパーセンテージを表します。

アスペクト比が 20 を超える要素は、品質がとても悪い要素(Very Bad Elements)と呼ばれます。

最大アスペクト比(Maximum Aspect Ratio) モデル内での最大アスペクト比を表します。

要素のアスペクト比とは、三角形の最も短いエッジに対する最も長いエッジの比率です。 定義上は、正三角形要素のアスペクト比は 1.0 です。アスペクト比が大きいと、要素の品質が悪いことを表します。

適合する要素がない(Unmatched Elements) 共通の節点を共有せずに、接触または交差するジオメトリ エンティティの境界にある要素を識別します。 このような場合、一致しない要素が理由で、メッシュはには互換性がないと見なされます。 このようなエラーは、2 つのドメインが一致する場所のインサート成形またはオーバーモールドでよく発生します。

互換性のあるメッシュにおいて、接触するエンティティには、境界のメッシュ間で節点間の対応があります。

コンピュータ名(Computer name) メッシュを生成したコンピュータの名前です。