ルーティングに、正方形断面および矩形断面が必要なルート タイプのサポートが追加されました。
この機能強化により、次のものに対してルーティング アセンブリを作成できるようになりました。
- HVAC 固定空調ダクトおよびその他のユーザー定義メカニカル スタイルのダクト。
- 矩形断面の上部が開いたまたは閉じたダクトのケーブル トレイおよび電気ダクト/中継。

これらのルート タイプの構成部品の多くは、デザイン ライブラリにあります。 構成部品や管継手は、ルーティングの下にある HVAC、円形ダクト(Round Ducting)、電気ケーブル トレイ(Electrical Cable Tray)および電気ダクト(Electrical Ducting)フォルダからドラッグ & ドロップできます。 これらの種類の構成部品を Routing Library Manager に追加することもできます。
PropertyManager (接続点 (Connection Point)、ルート プロパティ (Route Properties)、ルート編集 (Edit Route) など) にはこれらのルート タイプに対する追加オプションがあります。 たとえば、接続点 (Connection Point) PropertyManager では、電気 (Electrical) の下の追加のサブルートのタイプとして ケーブル トレイ (Cable Tray) があります。
接続点(Connection Point) PropertyManager および ルート プロパティ(Route Properties) PropertyManager では、ユーザー定義(User Defined) ルート タイプを定義して空調、その他のダクトのメカニカル スタイル、スペース計画タイプのルート サブアセンブリを作成することもできます。 ユーザー定義(User Defined)ルート タイプを適用する場合、断面平面が 矩形(Rectangular) と 円形(Circular) のどちらであるかを指定し、タイプに応じてパラメータを設定する必要があります。 その後、3D スケッチ ツールを使用して構成部品間のパスをスケッチしたり、その他のルーティングの管継手を追加したり、直線をスケッチすることができます。 このルート タイプの場合、同一のルーティング アセンブリ内に矩形ルートと円形ルートを作成できます。
これらのルート タイプは BOM や図面でも完全にサポートされています。