一部のフィーチャーを扱う Simulation スタディの解析時間の短縮、ソルバの機能強化(静解析スタディや非線形解析スタディ用の直接スパースおよび FEPlus - 大規模な問題を解析するための新しいソルバ(Intel 関係式ソルバ)が利用可能)、選択した Simulation スタディを実行するためのオプションなど、パフォーマンスが向上しています。
パフォーマンスの改良には次が含まれます。
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静解析、熱伝導解析、固有値解析、線形動解析、非線形解析の各スタディに Intel による新しいソルバを使用できます。 スタディ プロパティ ダイアログ ボックスの 解析ソルバ で、Intel 直接スパース ソルバ を選択します。 Intel 直接スパース ソルバ では、インコアで解析されるシミュレーション問題の解析速度を改善するために、機能強化されたメモリ割り当てアルゴリズムおよびマルチコア処理機能を利用しています。
- シェル ボディに変換される複数の板金ボディを扱ったスタディでは、メッシュ作成からソルバ起動までの処理時間が大幅に改善されました。 この改善の結果として、解析時間が全体として約 5x ~ 9x 短縮されます。
- ボンドと接触を検出する際の全体的な処理時間が短縮されました。
- 結合、ボンド、接触の各種別に対応する新しい要素タイプの導入によって、FFEPlus ソルバのパフォーマンスが改善されました。
- 大規模な問題の直接スパース ソルバを使用するときに進捗フィードバックを取得および表示できます。
- シェルにソフト スプリングを適用し、大変位オプションをアクティブにした線形静解析スタディの解析精度が向上しています。