干渉の認識(Detecting Interference)

モーション スタディ(Motion Studies)を使用して、部品の動きに従って生じる干渉をチェックできます。 モーション モデルの一部であるかないかに関わらず、SOLIDWORKS アセンブリ モデルのすべての構成部品をチェックできます。

干渉認識の機能によって、次を見つけることができます:
  • アセンブリが指定されたモーションに沿って動くと同時に選択構成部品の間で発生する干渉。
  • 選択構成部品の間で最初に干渉が発生する位置。 アセンブリは最初に干渉が発生する位置まで移動します。

構成部品の間の干渉チェックを開始するには:

  1. MotionManager デザイン ツリーでアセンブリを右クリックし、干渉チェック を選択します。
    動的に干渉を検索 ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. グラフィック領域をクリックし、2 つの構成部品を選択して 部品とフレーム に追加します。
  3. 開始フレーム を干渉チェックの開始位置として使用するモーション フレームに設定します。
  4. 終了フレーム を干渉チェックの終了位置として使用するモーション フレームに設定します。
  5. 増減値 でチェックするフレームの増減値を設定します。 たとえば、増減値を 2 に設定すると、開始フレーム に指定されたフレームから 1 つおきにチェックされます。
  6. 検索開始 を選択し、干渉チェックを開始します。
    リストに検知された干渉が表示されます。 フレーム、シミュレーション時間、干渉の原因となる部品、検知された干渉の体積が表示されます。 干渉の インデックス 数を選択すると、詳細 ボタンと 一部拡大 ボタンが使用可能になります。
    • 詳細 をクリックし、干渉情報の詳細を表示します。
    • をクリックし、干渉部分を拡大表示します。
  7. 必要に応じて、停止 をクリックしてチェックをストップします。
  8. すべての選択を解除し、新しい構成部品でチェックを行うには 新規に検索 をクリックします。