射出位置の追加

それぞれの射出位置は、樹脂材料が流れて通るメッシュ面のセットで定義されます。 それぞれのキャビティに対して少なくとも 1 つの射出位置を定義する必要があります。 追加の射出位置はいくつでも定義できます。

射出位置をキャビティに追加するには:

  1. 平面または固定メッシュで部品キャビティをメッシュします。
  2. 射出位置(Injection Location) PropertyManager で:
    1. ポインタの直径(Pointer Diameter)でゲートのおおよそのサイズを調整します。 この値は、射出位置のメッシュ面を自動的に選択する際に使用されます。
    2. キャビティの表面で、射出位置を決めます。 最も近いメッシュ ノードに円錐形ポインタが表示されます。 ポインタの直径を変更して、選択内容をキャビティに再配置できます。
    3. 場所を追加(Add Location)をクリックします。
      射出位置が選択ボックスに追加され、ポインタの直径で完全に囲まれたメッシュ要素が自動的に選択されます。 少なくとも 1 つのメッシュ要素が選択されます。
    4. 固体メッシュの場合のみ、射出位置(面)(Injection Location (Face))をクリックし、射出位置を定義する、強調表示されたメッシュ面を表示します。 追加または除去するメッシュ面を選択できます。 たとえば、スプルーの最上部ですべての面を選択します。
    5. をクリックします。
    • 場所の自動追加(Automatically Add Locations)をクリックして、部品に追加する射出位置の数を選択します。 射出位置が、成形品の形状および最適化されてバランスがとられた充填パターンに基づいて追加されます。
    • 充填パターンの予測(Predict Flow Pattern)をクリックし、充填終了時のフロー予測をプレビューします。 予測された充填パターンに満足いかない場合、現在の射出位置を削除して再配置できます。