ランナー要素 PropertyManager

ランナー要素(Runner Element)境界条件では、次のようなキャビティ領域の完成品に属さない部分を識別することができます: ゲート、ランナー、およびスプルー。 これらの要素は反り解析に含まれず、その質量はX-Y 部品質量(X-Y Part Mass)結果プロットに含まれません。

ランナー要素(Runner Element) PropertyManager を開くには:

  • PlasticsManager で境界条件(Boundary Conditions)を展開し、ランナー要素(Runner Element)をダブルクリックします。
反り解析は、シングル キャビティに適用された場合にもっとも正確になります。 マルチキャビティ金型をシミュレーションしている場合は、一時的に他のすべてのキャビティをランナー要素として定義することによって、シングル キャビティで反り解析を実行することができます。

パラメーター

  ボックス選択(B) 3 次元選択ボックスをアクティブ化します。
ボックス上の矢印をドラッグして、ボックスのサイズを変更します。 ボックス内のすべての要素は、可視要素も非可視要素も共に、紫色でハイライト表示されます。
選択を容易にするためには、ナビゲーション コントロール(回転、パニング、拡大縮小など)をモデルで使用する必要がある可能性があります。
  適用 ハイライト表示された要素をランナー要素のセットに追加します。 ランナー要素は、赤でハイライト表示されています。
  削除(Delete) ハイライト表示された要素をランナー要素のセットから除去します。
  全て選択解除(Deselect All) ランナー要素のセットを変更せずに、すべてのハイライト表示された選択をクリアします。
  リセット ランナー要素のセットをクリアします。

2 次元ボックスをクリックしてドラッグし、要素を選択します(a)。 ボックス内のすべての要素は、可視要素も非可視要素も共に、紫色でハイライト表示されます(b)。 適用(Apply)をクリックすると、ハイライト表示された要素がランナー要素のセットに追加されます。これらは、赤色でハイライト表示されます(c)。
2 番目の 2 次元ボックスをクリックしてドラッグし、さらに要素を選択します(d)。 ボックス内のすべての要素は、可視要素も非可視要素も共に、紫色でハイライト表示されます(e) 適用(Apply)をクリックすると、ハイライト表示された要素がランナー要素のセットに追加されます(f)。 (削除(Delete)をクリックすると、ハイライト表示された要素がランナー要素のセットから除去されます)。