IGES エクスポート オプション(IGES Export Options)

SOLIDWORKS の部品ドキュメントやアセンブリ ドキュメントを IGES ファイルとしてエクスポートする際にこのエクスポート オプションを設定できます。

IGES トランスレータでは、アセンブリ ドキュメントを IGES ファイルとしてエクスポートする際、レイヤーがサポートされます。 サーフェス表現/システムのプリファレンス エクスポート オプションを MASTERCAM に設定する必要があります。 IGES ファイルのアセンブリ構成部品は、Mastercam® または他のアプリケーションでオン/オフに設定できるレイヤー上に表示されます。

IGES エクスポート オプションを設定するには:

  1. ファイル(File) > 指定保存(Save As)をクリックします。
  2. IGES (*.igs)ファイルの種類 を選択し、オプション をクリックします。
  3. 後述するオプションから選択し、OK をクリックします。
    オプション 説明
    ソリッド/サーフェス フィーチャー
    • 次のフォーマットで出力

      IGES ソリッド/サーフェス エンティティ

      データをソリッドまたはサーフェス エンティティとしてエクスポートします。部品の面、アセンブリ、または選択サーフェスをトリム サーフェス (エンティティ タイプ144) としてIGES ファイルに変換するにはトリム サーフェス (type 144)(Trimmed Surfaces)(type 144)を選択します。境界表現 (BREP) データを IGES ファイルにエクスポートするには、マニホールド ソリッド (タイプ 186) (Manifold Solid (type 186)) を選択します。境界サーフェス (タイプ 143) (Bounded Surface (type 143)) を選択することもできます。

      IGESワイヤフレーム(3Dカーブ)

      ソリッド ボディはIGESファイルの3Dワイヤフレーム表現に変換されます。サーフェスや面とは異なり、個々に選択したモデルのエッジをIGES ファイルにエクスポートすることはできません。対象となるシステムで必要なエンティティの種類に従って、Bスプライン(エンティティ タイプ126)(B-Splines (Entity type 126))またはパラメトリック スプライン(エンティティ タイプ112)(Parametric Splines (Entity type 112))を選択します。詳細については、IGES 3Dカーブの表を参照してください。

      上記の2つのオプションを選択すると、モデルはトリム サーフェス、および3D カーブとしてエクスポートされます。

      ALIASとIGESの個別のファイルとしてアセンブリをエクスポートする場合、部品ファイルの原点はアセンブリの原点の座標にあります。

    • サーフェス表現/システム プリファレンス (Surface representation/System preference): トリム サーフェスを構成する IGES エンティティ タイプは、選択したエクスポート フォーマットによって異なります。サーフェス表現の表は、トリム サーフェスを構成する IGES エンティティ タイプを表示します。
    3Dカーブ フィーチャーのエクスポート エクスポート ファイルに3Dカーブ フィーチャーを含めます。
    スケッチ エンティティのエクスポート エクスポート ファイルにスケッチ エンティティを含めます。すべての2Dスケッチ エンティティと3Dスケッチ エンティティが含まれます。
    高度トリム カーブ゙精度の使用 高度なトリム カーブ精度を使用してエクスポートします。 チェックボックスをクリアするとファイル サイズは大きくなります。この設定は、トリム サーフェスおよび 3D カーブを選択してエクスポートしたファイル、共に影響します。高度なトリム カーブ精度は、対象となるシステムで IGESファイルをインポートできない場合や、サーフェスを編みあわせて有効なソリッドを作成できない場合などに使用することができます。
    IGESアセンブリ構造

    アセンブリの全構成部品を単一のファイルに保存 (アセンブリのみ)

    すべてのアセンブリ構成部品、サブアセンブリ、およびサブアセンブリ構成部品を1つのファイルに保存します。選択を解除すると、アセンブリの構成部品およびサブアセンブリの構成部品は同じディレクトリの別々のIGESファイルに保存されます。

    アセンブリ階層構造の平坦化 (アセンブリのみ)

    アセンブリを部品ボディのみを持つ 1 つのレベルへと平坦化します。平坦化されているファイルには、トップレベルのアセンブリとインポート フィーチャーを含むいくつかの部品が含まれています。

    周期面の分割 (Split periodic faces) 円筒面などの周期面を 2 つに分割します。 周期面を分割すると、エクスポート品質を向上させることはできますが、パフォーマンスは影響を受けます。
    出力座標系 エクスポートで適用する出力座標系を 1 つ選択します。-- デフォルト --を選択した場合、トランスフォメーション マトリックスは適用されません。
  4. 保存(Save)をクリックして、ドキュメントをエクスポートします。