点光源 PropertyManager(Point Light PropertyManager)

点光源は、モデル空間の特定の座標にある非常に小さい光源から発する光です。 すべての方向に光線を照射します。 光源の照度、色や位置を変更できます。

この PropertyManager を表示するには:

DisplayManager でシーン/照明/カメラ表示(View Scene, Lights and Cameras) をクリックします。 照明(Lights) を右クリックし、次のいずれかを実行します:

  • 点光源を追加するには、点光源追加(Add Point Light) をクリックします。
  • 既存の点光源を編集するには、点光源を右クリックし、点光源編集(Edit Point Light)をクリックします。
PhotoView 360 がアドインされている場合は、PhotoView 360 照明(PhotoView 360 Lights) または SOLIDWORKS 照明(SOLIDWORKS Lights) のいずれかで点光源を追加または編集できます。
PropertyManager が表示され、グラフィック領域にマニピュレータ が表示されます。 グラフィックス領域で光源の位置を変更するには、ポインタをマニピュレータの上に移動します。 ポインタが に変更すると、マニピュレータはドラッグ可能になります。

ベーシック タブ - ベーシック(Basic Tab - Basic)

シーン変更で照明保持 シーン変更の後もモデルの照明を保持します。 デフォルトでは、光源はシーンが変更されると置き換えられます。 たとえば、点光源を使ってモデルの閉じた部分を照明するときにはこのオプションを設定します。
色の編集 デフォルトの白い光源以外の色付きの光源を選択できるように、カラー(Color)パレットを表示します。

ベーシック タブ - 光源の位置(Basic Tab - Light Position)

座標系(Coordinate System)

球形

光源の位置を指定するのに球形の座標系を使用します。 グラフィックス領域でマニピュレータをドラッグするか、PropertyManager で値を設定します。

モデルにロック(Lock to model) モデルに対する光源の相対的な位置を維持します。 選択解除すると、光源は、モデル空間に固定されたままになります。
経度

緯度

距離

座標系で照明の位置を設定します。
座標系(Coordinate System)

デカルト

光源の位置を指定するのにデカルトの座標系を使用します。 グラフィックス領域でマニピュレータをドラッグするか、PropertyManager で値を設定します。

モデルにロック(Lock to model) モデルに対する光源の相対的な位置を維持します。 選択解除すると、光源は、モデル空間に固定されたままになります。
X座標(X coordinate)

Y座標(Y coordinate)

Z座標(Z coordinate)

座標系で照明の位置を設定します。

SOLIDWORKS タブ - SOLIDWORKS の照明設定

  SOLIDWORKS でオン SOLIDWORKS で光源をオンにします。
環境 光源の照度をコントロールします。 スライダを移動するか 0 から 1 までの値を入力します。値が大きいと照度が高くなります。 レベルの変更は、モデルのどの面にも等しく適用されます。
明るさ 光源の明るさをコントロールします。 スライダを移動するか 0 から 1 までの値を入力します。値が大きいと、光源に近いほうのモデルの側面がより明るくなります。
反射(Specularity) 光沢があるサーフェスに光があたった時にその部分が光る度合いをコントロールします。 スライダを移動するか 0 から 1 までの値を入力します。値が大きいと、大幅に明るくなり光沢を帯びてみえます。

PhotoView 360 タブ - PhotoView 360 コントロール (PhotoView 360 Tab - PhotoView 360 Controls)

PhotoView タブは、PhotoView をアドインすると使用できます。

ダイナミック ヘルプ 有効な場合、ポインタをオプションの上に置くと、そのオプションの詳細な説明が表示されます。
PhotoView でオン PhotoView で光源をオンにします。 光源はデフォルトではオフになっています。 PhotoView の照明オプションも有効にします。
PhotoView 明るさ(PhotoView brightness) PhotoView で照明の明るさを設定します。

PhotoView タブ - 影(PhotoView Tab - Shadows)

影(Shadows) PhotoView で影を有効にします。
点光源半径(Point light radius) PhotoView における点光源の半径を設定します。影のぼかし方が影響されます。 値が小さいほど影がはっきりします。 値を大きくすると影は軟らかくなりますが、レンダリングにかかる時間に影響することがあります。
影精度(Shadow quality) ソフトな影の粒状性を減少させます。点光源半径(Point light radius)の値を大きくした場合に、この値を大きくし、粒状性が減少されるように試してみてください。この値を大きくすると、レンダリングに必要な時間が長くなります。

PhotoView タブ - 霧(PhotoView Tab - Fog)

霧(Fog) PhotoView で霧の効果を有効にします。
霧半径(Fog radius) 光源周りの霧の範囲を設定します。
霧精度(Fog quality) 霧半径 が増加すると、粒状性が減少します。 この値を大きくすると、レンダリングに必要な時間が長くなります。