アクティブなロケーションのみ配線(2023 SP3)

配線プロセスの深さを定義するには、すべてのサブレベル(サブロケーション)ルートを繰り返し再構築するのではなく、配線プロセスをアクティブなロケーションに制限します。

ワイヤ、ケーブル、またはハーネスのトップレベル アセンブリまでのルーティングを制限するには、次の操作を行います。
  • ワイヤの配線(Route Wires) PropertyManager の配線するコンポーネント(Components to route) > すべてのコンポーネント(All components)で、アクティブなロケーションのみ配線(Route active location only)を選択します。
  • ケーブルの配線(Route Cables) PropertyManager の配線するケーブル(Cables to route) > すべてのケーブル(All cables)で、アクティブなロケーションのみ配線(Route active location only)を選択します。
  • ワイヤの配線(Route Wires) PropertyManager のハーネス選択(Harness selection) > すべてのハーネス(All harnesses)で、アクティブなロケーションのみ配線(Route active location only)を選択します。

この機能により、ロケーションがネストされている大規模な Electrical プロジェクトで作業する際にかかる全体的な設計時間が短縮されます。トップレベル アセンブリでルート コマンドを実行するたびに、サブロケーションの配線または更新を行うのでなく、配線プロセスをアクティブまたはトップのロケーションに制限できます。