寸法パレットのインタフェース

寸法パレットを使用して、挿入または修正する寸法のフォーマットを設定します。

寸法パレットを開くには、寸法を挿入または選択し、ポインタの右上に表示される寸法パレット アイコン をクリックします。

寸法文字および公差プロパティ

パレットの上部にあるボタンを使用して、寸法文字と公差のプロパティとフォーマット設定を変更できます。

公差表示 次のいずれかの公差フォーマットを指定します。

なし

公差値を生成しません。

対称

寸法測定値にプラスマイナスの公差値を付加し、正と負の偏差を単一の値で表示します。

偏差

寸法測定値に個別のプラスおよびマイナス値として偏差を付加します。

制限

最大、最小値を重ねて表示します。

基本

追加の寸法測定値と偏差を単一の値としてボックスで囲んで表示します。

寸法のタイプに応じて、選択できる内容は変わります。
小数位数 寸法値の精度に、0 から 8 桁までの小数位数を設定します。
公差精度 公差の小数位数を設定します。

公差表示対称または偏差に設定されている場合にのみ使用できます。

括弧の追加 寸法文字の周りに括弧を配置します。

参照寸法は括弧に囲まれて表示されます。

寸法文字の中央揃え 補助線の間で、寸法文字が中心に配置されます。

このオプションは、ホームオプションを指定してEditDimensionコマンドを使用した場合と類似しており、寸法文字の移動を元に戻し、最初の場所に戻します。

寸法文字をオフセット 寸法文字の移動動作を決定します。
  • このオプションを選択しない場合、寸法線の場所は寸法文字の移動に従います。
  • 選択すると、移動した寸法が引出線によって寸法線に接続されますが、その位置は保持されます。
テキスト整列 寸法文字の水平方向と垂直方向の位置合わせを設定します。

寸法文字フィールド

パレットの中央にあるテキスト ボックスを使用して、寸法文字の左、右、上、および下に文字を追加できます。 変更可能な寸法文字は、この領域の中央に配置されます。

対称偏差、または制限などの公差タイプを適用すると、追加のテキスト ボックスが表示され、公差を指定できるようになります。

値とフォーマットが異なる複数の寸法を選択すると、フィールドに <<可変>> というラベルが付けられます。 この変動状態はそのままにしておくことも、フォーマット プロセスの一環としてフィールドを変更することもできます。

お気に入り

デフォルトを適用 選択した寸法を元の状態に戻します。

寸法エンティティに関連付けられた寸法スタイルが、エンティティ全体に適用されます。

お気に入りの保存 図面にお気に入りを保存します。

ダイアログ ボックスで名前を指定するか、既存のものを選択します。

お気に入りの削除 図面に保存されているお気に入りを削除します。

ダイアログ ボックスで、削除するお気に入りを指定します。

お気に入りをエクスポート *.dimfvt というタイプのファイルにお気に入りをエクスポートします。
お気に入りをインポート *.dimfvt というタイプのファイルからお気に入りをインポートします。

図面内に同じ名前のお気に入りが存在する場合、アップロードされたファイルの設定で図面内のお気に入り設定を上書きするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。

お気に入りリスト 最近使った保存(お気に入り)フォーマットを示す 2 つのタブが含まれています。

項目ごとに、ツールチップによって寸法値パラメータが表示されます。