寸法の操作

エンティティの測定値およびエンティティ間の関係を表示する寸法ツールがいくつかあります。

寸法の要素

寸法は通常下記で構成されます:
  • 寸法線または円弧
  • 測定対象のエンティティにつながる延長線
  • 寸法文字(Dimension text)
累進寸法、引出線、幾何公差は次の要素で構成されています:
  • 寸法文字(Dimension text)
  • 引出線(Leader line)

寸法は寸法スタイルに基づいています。寸法スタイルは、特定の業界またはアプリケーションの要件を使用するデフォルトの名前付きセットです。

関連する寸法

デフォルトで、寸法はエンティティに関連づけられています。エンティティのジオメトリを変更すると、寸法によってその位置、方向、および測定値が自動的に調整され、変更が反映されます。

プロパティ(Properties)パレットの関連(Associative)プロパティには、寸法が関連付けられているか、関連付けられていないかが示されます。

プロジェクトが進展すると、変更によって寸法とその関連エンティティ間の関連性が解除される場合があります。RelateDimensions コマンドを使用すると、いつでもエンティティに対する寸法の関係を再確立できます。

注釈モニター(Annotation Monitor)を使用すると、関連エンティティとの関連が解除された寸法を識別することができます。

関連寸法を使用するには:

  1. ツール(Tools) > オプション(Options)をクリックするか、アプリケーション メニュー(Application menu) > プリファレンス(Preferences)をクリック(または、Options と入力)します。
  2. オプション(Options)ダイアログ ボックスで、作図設定(Drawing Settings) をクリックします。
    DrawingSettings と入力することもできます。
  3. 動作(Behavior)を展開し、相対寸法を有効化(Enable relative dimensions)を選択または選択解除します。