平坦なサーフェスと平坦でないサーフェスのどちらでもフィーチャーをパターン化して、各パターン インスタンスに対する寸法と参照を変更できます。 変更できる寸法の数に制限はありません。
パターン フィーチャーの設計意図はソフトウェアによって維持されます。 たとえば、サーフェスに垂直になっている押し出しは、各パターン インスタンスでそのサーフェスに対して垂直になります。
可変パターンでは、テーブルを使って寸法とその値を格納します。 テーブルでは次の操作を行うことができます。
- スプレッドシートまたはタブ区切りソースとパターン テーブルの間でのデータのコピーと貼り付け。
- 関係式を使用したパターン寸法の変更。 関係式は書き込んだときに解決されます。編集または参照には対応していません。
パターン テーブルの関係式で使用できる関数 |
+ |
追加 |
- |
引き算 |
/ |
分割する |
* |
乗算 |
ABS(X) |
X の絶対値 |
COS(X) |
X の余弦 |
EXP(X) |
e を底として X でべき乗 |
INT(X) |
X の整数部分 |
LOG(X) |
X の引数の底を 10 とする常用対数 |
PI |
円周率 |
SIN(X) |
X の正弦 |
SQRT(X) |
X の正の平方根 |
TAN(X) |
X の正接 |
可変パターンの作成に必要な要素:
- パターン化する少なくとも 1 つのフィーチャー
- 1 つの平坦なサーフェスまたは平坦でないサーフェス
- フィーチャーごとに少なくとも 1 つの制御寸法
パターン フィーチャーを変更しない場合でも、そのフィーチャーの制御寸法を選択する必要があります。
参照ジオメトリおよびスケッチを使用して、パターンのフィジカル ジオメトリを制御できます。 シードを駆動する参照ジオメトリ(Reference Geometry to Drive Seeds)
をクリックし、グラフィックス領域で選択を行います。
平坦でないサーフェスでフィーチャーをパターン化するには、そのサーフェスに対する少なくとも 1 つの参照がフィーチャーに含まれる必要があります。
可変パターンは次のフィーチャーに対して作成できます。
- 押し出し/カット押し出し
- 回転/カット回転
- スイープ/カット スイープ
- ロフト/カット ロフト
- フィレット
- 面取り(Chamfer)
- ドーム(Dome)
- 抜き勾配