この演習では、既存のオブジェクトを操作し、最初の端子台を作成します。
この演習を行う際の参考として、この PDF ドキュメントを開くか、ダウンロードして印刷してください。
オブジェクトの処理
まず、モデルに適合するように M1 モーター回路を変更し、次にモーター回路を複製します。
- をクリックし、モーター シンボルとその上に縦に伸びるワイヤを囲む長方形を描くようにドラッグして、これらを選択します。
- 選択したセットをドラッグして、接触器シンボルの下に移動します。
- 長方形をドラッグして、移動したモーター シンボルの右側にある残りのワイヤを選択し、Delete キーを押します。
- をクリックし、長方形をドラッグしてモーター回路全体を選択します。
- 始点と終点をクリックして、1 つ目のモーター回路の右側に 2 つ目のモーター回路を配置します。
複製された回路では、コンポーネント マークが自動的に増分され、メーカー部品が保持されます。

ブラック ボックスの挿入
次に、EV1 可変装置(ブラック ボックス)を挿入し、それをその他(Miscellaneous)クラスに関連付けて、その材料端子を変更します。
- をクリックします。
- コマンド(Command)パネルでその他のシンボル(Other symbol)をクリックします。
- シンボル セレクター(Symbol selector)ダイアログ ボックスで、右側のブラック ボックス(Black Box)シンボルをクリックし、選択(Select)をクリックします。
- ビデオと PDF ドキュメントで示すように、ブラック ボックスを挿入します。
- シンボル プロパティ(Symbol properties)ダイアログ ボックスので、...をクリックします。
- クラス セレクター(Class selector)ダイアログ ボックスで、その他(Miscellaneous)をクリックし、選択(Select)をクリックします。
- シンボル プロパティ(Symbol properties)ダイアログ ボックスのに「EV」と入力し、OK をクリックします。
- ブラック ボックス シンボルを右クリックし、シンボル端子の編集(Edit symbol terminals)をクリックします。
- ビデオで示すように、端子テキストの編集(Edit terminals)ダイアログ ボックスのマーク(Mark)列に、L1「U」、「L2」、「V」、「L3」、および「W」を入力します。
- OK をクリックします。

既存の要素のコピー
次に、配線図の一部をコピーして移動します。これを行うには、標準のキーボード ショートカットを使用するか、コピー操作をマクロとして保存します。マクロを使用すると、繰り返し実行する必要のある操作を効率的なワークフローで実行できます。
K1 コマンド回路を新しい配線図に移動します。
- Ctrl + C を押します。
- ビデオで示すように、長方形をドラッグして配線図の一部を選択します。
- ドキュメント(Documents)パネルで、マイ ブック(My Book)を右クリックし、をクリックします。
- ドキュメント(Documents)パネルで 04 を右クリックし、プロパティ(Properties)をクリックします。
- 図面(Drawing)ダイアログ ボックスの説明(英語)(Description(English))に「Command」と入力し、OK をクリックします。
- ビデオで示すように、04 - コマンド(04 - Command)図面で、高極性ワイヤと低極性ワイヤ(48VDC)、および戻りスイッチ接点のある回路を列 6 にプロットします。
- 03 - 電気配線図(03 - Electrical scheme)図面で、K1 コマンド回路を選択し、Delete キーを押します。
- 04 - コマンド(04 - Command)図面で、Ctrl + V を押して K1 コマンド回路を挿入し、ビデオで示すように配置します。
- 次の手順に従って、貼り付けた K1 コマンド回路のシンボル マークを確認して適合させます(ビデオを参照)。
- ビデオで示すように Q3 シンボル マークを右クリックし、シンボル プロパティ(Symbol properties)をクリックします。
- シンボル プロパティ(Symbol properties) ダイアログ ボックスの右側で、シンボル マークに関連付ける Q1 コンポーネントを選択し、OK をクリックします。
- ビデオで示すように、2 つの K3 シンボル マークのそれぞれについてもステップ a と b を実行し、これらを K1 コンポーネントに関連付けます。
コマンド回路を上部極性ワイヤに接続し、次に、移動(Move)と伸縮(Stretch)を使用して回路のコンポーネントの位置を変更します(ビデオの 1:45 時点を参照)。
位置を変更した回路をコピーします。ここでは、特殊貼り付け(Paste Special)(Ctrl + Shift + V)を使用して、貼り付けた回路内のオブジェクト マークを管理します。
- Ctrl + C を押します。
- ビデオで示すように、長方形をドラッグしてコマンド回路全体を選択します。
- Ctrl + Shift + V を押します。
- クリックして、元の回路の右側に回路のコピーを配置します。
- 特殊貼り付け(Paste special)ダイアログ ボックスのコンポーネント(Components)タブで、L1 ノードを展開し、貼り付けたオブジェクト マーク F1+L1-K1 を右クリックし、関連付け(Associate)をクリックします。
- コンポーネントを検索(Search component)ダイアログ ボックスで、L1 - TGBT ノードを展開し、F1-K2 をクリックし、選択(Select)をクリックします。
- F1+L1-Q1 オブジェクト マークについてもステップ 5 と 6 を実行し、これを F1-Q2 に関連付けます。
- 貼り付けたオブジェクト マーク F1+L1-S1 を右クリックし、新しいマークを作成する(Create new mark)をクリックします。
- 貼り付けたオブジェクト マーク F1+L1-S2 についてもステップ 8 を実行し、完了(Finish)をクリックします。
必要な回数だけ再利用できるマクロを使用して、同じコピー操作を実行します。
- 前のステップで作成した 2 つ目の回路を囲む長方形をドラッグし、Delete キーを押します。
- 1 つ目のコマンド回路を囲む長方形をドラッグして、もう一度選択します。
- マクロ(Macros)パネルで、コマンド(Command)をクリックします。
- 選択した回路をクリックし、マクロ(Macros)パネルのコマンド(Command)領域にドラッグします。
- マクロ(Macros)ダイアログ ボックスで、OK をクリックします。
マクロが作成される間、進行状況情報を示すメッセージ ボックスが表示されます。マクロが完成すると、マクロ(Macros)パネルのコマンド(Command)領域に、マクロのサムネイル画像が表示されます。
- このサムネイルをコマンド(Command)領域から、2 つ目のコマンド回路があった場所(最初の回路の右側)にドラッグします。
- 前の手順のステップ 5~9 を繰り返します。

回路の管理
次に、一般的な回路管理操作を練習します。
シンボルとメーカー部品には回路があります。デバイスの各極は、回路に関連付けられています。クロス リファレンスや材料端子表示などについて適切な結果を得るには、これらの回路を管理する必要があります。
K1 NO 接点の材料端子を 53/54 ではなく 83/84 に交換します。
- ビデオで示すように、04 - コマンド(04 - Command)図面で最初のコマンド回路の K1 マークを右クリックし、シンボル プロパティ(Symbol properties)をクリックします。
- シンボル プロパティ(Symbol properties)ダイアログ ボックスのメーカー部品と回路(Manufacturer parts and circuits)タブの回路(Circuits)で、NO 接点(NO Contact)53、54 項目を NO 接点(NO Contact)83、84 項目にドラッグし、OK をクリックします。

端子の挿入
最後に端子を挿入し、端子台にコンポーネントを追加する方法と端子台からコンポーネントを削除する方法を学習します。
XA1 端子と XM1 端子を挿入します。
- 03 - 電気配線図(03 - Electrical scheme)図面で、をクリックします。
- ビデオで示すように、2 つのモーター ポンプ シンボルを囲む長方形をドラッグします。
- ロケーションの選択(Select location)ダイアログ ボックスで L2 - モーター ルーム(L2 - Motor Room)を選択し、選択(Select)をクリックします。
- をクリックします。
- ビデオで示すように、2 つのモーター回路と交差する軸線をドラッグして描画します。
それぞれの交点に端子が描画されます。
- 端子シンボル プロパティ(Terminal symbol properties)ダイアログ ボックスの端子マーク(Terminal mark)タブの右側にある L1 - TGBT ノードの下で、F1-XA1 をクリックします。
- 左側ので、番号(Number)が 1 であることを確認し、OK(すべての端子)をクリックします。
- をクリックします。
- ビデオで示すように、L2 - モーター ルーム(L2 - Motor Room)の境界内に、M2 モーター ポンプの前で交差する軸線をドラッグして描画します。
それぞれの交点に端子が描画されます。
- 端子シンボル プロパティ(Terminal symbol properties)ダイアログ ボックスの端子マーク(Terminal mark)タブの右側にある (L2 - モーター ルーム(L2 - Motor Room)ノードの下で、F1-XM1 をクリックします。
- 左側ので、番号(Number)が 1 であることを確認し、OK(すべての端子)をクリックします。
EV1 コンポーネントを XA1 端子台に追加します。
- EV1 ボックスを右クリックし、をクリックします。
- 端子台セレクター(Terminal strip selector)ダイアログ ボックスで、XA1 をクリックし、選択(Select)をクリックします。
- はい(Yes)をクリックして、重複するマークの番号を再割り当てします。
- EV1 コンポーネントを右クリックし、端子台から抽出(Extract from terminal strip)をクリックします。
