ローカル コンピュータ上の個別プロファイルに加え、リリース 2015、サービス パック 1 以降では管理プロファイルを作成することができます。
管理プロファイルでは、クライアント コンピュータで共通の構成を使用し、ワークグループが企業のルールを順守できるように設定することができます。
管理プロファイルは、個別プロファイルと同じ構造を持つシンプルな profile.xml ファイルですが、上書きする必要がある設定のみが含まれています。 このファイルは、すべてのユーザーが使用する設定のサブセットを提供します。 このファイルに非管理カスタム プリファレンスを含めることはできません。
管理プロファイルは、個別プロファイルの後に読み取られ、個別プロファイルに対するパッチとして動作します。 管理プロファイルの設定は、個別プロファイルの設定を置き換えます。 例外は、複数パスを含むプロファイルです。 複数パスの場合は、先に検索されるようにリストの前にパッチが追加されます。 アクセスできないフォルダも同様にマージされます。 いくつかのネットワーク フォルダが一時的に利用できない可能性がありますが、後でアクセス可能になります。
管理プロファイルは複数作成することができます。 また、特定のプログラム バージョンのみに対する管理プロファイルを構成することもできます。
サンプル administrative_profile.xml ファイル
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<settings>
<group name="current workspace">
<setting type="QString" name="workspace name" value="Corporate UI"/>
</group>
<group name="preferences_display">
<setting type="int" name="graphicswinmodelbackgrndcolor"
value="16777215"/>
<setting type="QString" name="textfont" value="Courier New"/>
</group>
<group name="variables">
<setting type="long" value="15" name="savetime"/>
</group>
</settings>