フィル サーフェスの工業デザインの例

このモデルでは、スケッチがフィル サーフェスのパッチ領域として使用されています。パッチ形成する上で、スケッチ点やスプラインなどがカーブの拘束に使用されています。

1. スケッチ1 - 平面1 (正面) に円弧をスケッチし、寸法づけします。
2. スケッチ 2 - 平面 3 (右側面) に円弧をスケッチ、寸法づけし、必要な幾何拘束を追加します。

   スケッチ 1	スケッチ 2

3. スケッチ 3 - 円弧をスケッチし、 スケッチ 1 とスケッチ 2 を 平面 2 (上面) でつなげます。寸法付けし、必要な幾何拘束を追加します。
4. ( 平面１に角度をつけ) て平面４を作成し、拘束カーブとして使用するスケッチ点を (スケッチ４)に図のように追加します。
5. 平面 ５（平面 ２ からオフセット）して作成し、拘束カーブとして使用するスプライン（スケッチ５）を図のようにスケッチします。

   スケッチ３	スケッチ４	スケッチ５

6. フィル サーフェス （サーフェス ツールバー）または 挿入 (Insert) > サーフェス (Surface) > フィル (Fill) をクリックします。
7. グラフィックス領域でパッチ領域（Patch Boundary）からスケッチ１、スケッチ２と スケッチ３で作成したエッジを選択します。
   エッジと曲率タイプはパッチ領域 （Patch Boundaries）ボックスに表示されます。

   接触するサーフェスのみスケッチの境界で有効なため、曲率コントロールはデフォルトで接触（Contact）に設定されます。
8. カーブの拘束 では スケッチ 5 用に カーブの拘束 と スケッチ 4 を選択します。
9. OK をクリックします。

   フィル サーフェスを適用した業界設計のサンプルの三つのビューが表示されます。